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離婚後の生活費とお金の不安を整理する|シングルマザーのための経済チェックリスト

yumikoleekato

離婚を考えるとき、いちばんの不安は「これからのお金」ではないでしょうか。
感情的に動く前に、今の生活にどれくらいのお金がかかり、どんな支援が受けられるのかを整理しておくことで、冷静に未来を描けます。
ここでは、離婚前に必ず確認しておきたい3つのポイントを紹介します。

💰生活費にいくら必要か計算する

まずは、1か月の生活費を具体的に出してみましょう。
家賃、食費、水道光熱費、通信費、教育費などをざっくりでOKです。
「自分と子どもが暮らすのに、最低限いくら必要か」を把握することで、
離婚後に必要な収入や支援額の目安が見えてきます。

💡ポイント:

  • 私はスマホの家計簿アプリ(例:マネーフォワード ME)で自動集計してました。
  • 家賃は一番大きい費用です。家賃を抑えることで離婚後の生活はだいぶ変わります。わたしは実家に戻ることで、だいぶ費用を抑えることができ余裕ができました。低額な家賃で自治体が提供する住宅もあるので、調べてみましょう。

💼 収入源(仕事・手当・養育費)の見込みを確認する

次に、今後の収入を見積もります。
パート・正社員・在宅ワークなどの仕事のほか、児童扶養手当や養育費も重要な収入源です。
離婚後すぐに働けない場合も、自治体の「就労支援」や「職業訓練」などを活用できます。

💡確認しておきたい項目:

  • 現在の収入(手取り額)
  • 離婚後の見込み収入(就職予定・転職希望など)
  • 婚姻費用・養育費の金額と支払い方法(公正証書での取り決めを推奨)
  • 公的手当の受給額(児童扶養手当、児童手当など)

👉 婚姻費用(離婚が成立する前に、請求できる生活費のこと)と養育費の金額は下記リンクの「算定表」で目安を確認できます。(縦軸が義務者の年収、横軸が権利者の年収で計算し、大まかな費用がわかります)https://www.courts.go.jp/toukei_siryou/siryo/H30shihou_houkoku/index.html

👉 児童手当や児童扶養手当は所得制限や、第1子か第2子以降で手当額が違う場合があります。自分がどれくらいもらえるのか計算してみましょう

💎 貯金・資産の把握(名義や金額を整理)

お金のトラブルを避けるためにも、夫婦の資産は離婚前に必ず確認しておきましょう。
通帳や保険証券、証券口座、住宅ローン、車など、どちらの名義になっているかを整理します。
あとで「知らなかった」「共有財産だった」と揉めるケースも少なくありません。

💡チェックリスト:

クレジットカード・ローン残高

自分と配偶者の銀行口座(残高・名義)

生命保険・学資保険などの契約内容

不動産や車の名義

「見える化」で不安を小さくしよう

お金のことを考えるのは勇気がいりますが、現実を“見える化”することで、不安は少しずつ小さくなります。
「どれだけ必要で、どこから得られるか」を整理することは、これからの生活を自分の手でデザインする第一歩です。
焦らず、一つずつ確認していきましょう。

ABOUT ME
Yumi
Yumi
5年間の結婚生活に終止符を打ち、1歳の子供を抱えてシングルマザーに。 再婚して第2子を出産。 8歳差の兄弟の子育て真っ最中。 ワーママ・フルタイム勤務。 離婚や再婚、子育て、キャリア、家計管理などについて綴っています。
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